RPGは廃れてしまったのか
本当の意味のロールプレイは違うジャンルに?
RPGは、「ロールプレイングゲーム」の略です。
学生の頃は、TRPG(テーブルトークRPG)をやったもんです。
紙とサイコロでやるRPGで、コンピュータでやるよりももっと自由度が高いわけですが、人が揃わないとできないし、ゲームをコントロールするゲームマスターの手腕と参加者がその世界に浸って「ロールプレイ」しないと全然面白くない。
その後にコンピュータで手軽に楽しめるように作られ、それがどんどん発展していったわけですが・・・。
TRPGなんて言うのは、ゲームマスターが口頭で状況を伝えるだけですから、参加者は想像するしかないわけですが、コンピュータのRPGは、イメージそのものズバリをユーザに見せることができますね。
ハードの性能があがるにつれて、見せたい想像の世界が、イメージ通りに再現されているわけです。
だけど、今のコンピュータのRPGってなんかワクワクしなくなったな。
リアルすぎるんじゃないかと思う。
ファミコンのRPGなんていうのは、ハードの限界もあるので、ユーザが頭で補完していた部分もあると思う。(ドット絵がいいっていう人もいますね)
共通しているのは「想像」じゃないかなと思う。
今のRPGは想像する余地が少ないんじゃないかな。
すべてのビジュアルはリアル(想像通り)に再現されている。
小説の映画化を観てがっかりする感覚に似ているのかもしれない。