「この世界の片隅に」ネタバレなし感想
今年初の映画鑑賞
嫁と観に行ってきた。
事前になんとなーくの内容と、Facebookで観てきたーっていう人が意外多いので気になって自分も観てきた次第。
一言でいうなら、観てよかった映画。
すずという絵が得意で純朴な女性の、幼少から大人までの話。
生活の舞台は始めは戦時中(昭和8年くらいだったか)の広島。
「昭和」という元号は出てきてなかったのは何故だろう。
まだ戦争が遠くで行われているから、毎日が平凡に生き過ぎていくんだけど、成長するにつれ周りの人達が戦争に関わっていく。
そして自分達も直接戦争に翻弄されていく。
どんな状況になっても、変わらないものもあることに気づかされた。
生きてる限り誰かは死ぬし、理不尽なことも起きる。
だけど、お腹はすくし、服装は気になるし、あったかい布団で寝たい。
そんな日常は、戦争中でも戦争後でもある。
そういう生活こそ戦争で戦った人が守りたかった日常のだったかもしれない。