暗記する方法
そういう本買った
暗記は苦手。
だいたい、興味がないことは覚えられない。
人の顔や名前も覚えられないのは、興味がないからだろう。
その割には他人の目は気になるんだけど。矛盾してるね。
それで、暗記をゲーム感覚でやろう!みたいな本を買った。
内容もよかったし、文章もおもしろかった。
著者は若いのにすごい。
やはり、楽しんで学ぶことができたら一番良い。
「苦労はするな、努力はしろ」と書いてあった。つまり、たとえば目的が達成できなかったとき、努力してきた人は「努力不足だった」となるが、苦労してきた人は「こんなに苦労したのに」「これだけ苦労したんだから」と逃げる理由にしてしまいがち。
悪く言えば「勉強してる自分に酔ってる」状態かもしれない。
僕も経験があるが、参考書か何かで重要な部分とかをノートに転記して、自分用の参考書を作るという作業を勉強としてやってたことがあるが、僕にとってはその勉強法は「苦労しただけ」だった。でも、当時は勉強した感があった。それなりの達成感もあるし。ただ、身にはつかなかった。
自分で経験で効果があった勉強は、過去問をひたすら解くこと。資格のための勉強だったけど、合格したから成功かな。ただ、4択とかの問題ならこういうやり方でもいいけど、記述式や論述式の回答が必要な問題だと、難しいと思う。
暗記は「暗記しよう」と思ってスタートしたら、ダメな気がする。
暗記したい事を石に書いて、海に投げ入れる。思い出したいとき、その石を拾うために海に手を突っ込む。果たしてその石を取り出すことができるだろうか?
誰でも無理と思う。
だから、その石に旗を付けて、見つけやすくする必要がある。
その旗にあたるものが重要で、それはたぶん人それぞれ違う。
自分が興味のある事を旗にすると、見つけやすい。ということだろう。
読んでよかった本。